現在デザイン作成・過去記事のまとめ中のため、不完全です。

血糖値とγ-GTPを下げるためにビールを炭酸水に置き換えた結果、ダイエットしていないのに体重も減!

炭酸水メイン画像

元々の僕のスペックは、身長171cm、体重70kg(BMIは23.9)。
理由があって日々のビールを炭酸水に変えたところ、様々な効果があったため記録しておきます。

あくまでも個人的な体験の記録です。嘘偽りなく書いていますが、誰もが同じ結果になるかどうかはわかりません。試す場合はご自身の責任でお願いします。

きっかけは、健康診断の結果

僕はビール党で、毎日350mlの第三のビール(糖質offではない)を1日平均で4・5本、ほぼ休肝日無しで長年飲み続けていました。


2020年6月の健康診断で、ここ数年“ボーダーライン超え”の常連だった血糖値がまた少し上がる・・・。


そしてお酒の影響が強いとされるγ-GTP(ガンマGTP)、この数値が57から148にドンと上がりました。(正常値は50まで)

ほかにも基準値オーバーの「H」マークが散見。
自覚症状は全くありませんが、さすがによろしくないと思い「かかりつけ医」に相談しました。


先生曰く「休肝日を週に2日、できる?そして太り過ぎです。2か月後に血液検査しましょう」とのこと。

・・・太りすぎ?まさか。

冒頭のスペックに書きましたが、一般的には「標準」のはず。たしかに腹は多少出ていますが、今まで太っていると言われた記憶はありません。しかもここ1年血糖値を気にして、晩飯のコメの量を減らした生活をしていたにもかかわらず、です。

体重はまぁいい、ひとまずγ-GTPをどうにかせねば。この数値が300を超え、努力の末正常値に戻った友人もいるため、自力で戻せないはずはない。

・・・しょうがない、休肝日を作ろう。でも、「代わり」が欲しい。

そこで目をつけたのが“炭酸水”。復活を果たした友人もこれを勧めてくれたので、さっそく試すことに。

うん、いけそう。甘くなく、かといって水でもなく、ほのかに辛口ビールに近い感覚が・・・。
うまく言えませんが僕には合っていたようです。ノンアルコールビールよりもいいかも。

炭酸水生活、スタート。(2020年7・8月)

ということで、ひとまず2か月間、炭酸水中心の生活です。
今までは、帰宅→ビール(晩飯がつまみ代わり)→食後にビールとつまみ→気づいたら寝ている、のパターンでしたが、炭酸水に変えてからは「気づいたら寝ている」が全くなくなりました。あたりまえのことですが、なにせ休肝日なしでしたから・・・。

今回は禁酒ではなく、外で飲むとき好きなだけ飲み土・日は1日2本ほど。それでも平均すると以前の10分の1以下です。

ビールの代わりに飲む炭酸水の量は、平日帰宅後に1~1.5リットル。炭酸水はお腹がふくれて食欲が抑えられるという話は本当で、食事と一緒に飲むと満腹感を得るまでの時間が短く感じます。

基本は「箱買い」

せっかくなので、日々の体重も一応計ってみることに。すると70kgあった体重が、最初の1週間で3kgほど下がりました。ここ数年多少の増減はあってもここまで下がることは無かったので、「もしかして相乗効果?」と感じていました。

特筆すべきは、食事制限をしていないこと。晩飯でご飯を必ず食べているから、以前よりも炭水化物の摂取量はむしろ増えています。

ビールよりつまみが太るとよく言われますが、きっとそのせいだと思います。会社帰りにちょっとした総菜を買ったり、つまみで枝豆やミックスナッツを好んで食べていました。
ビールを飲みながらのつまみはいくらでも食べられますが、炭酸水はお腹が膨れることもあり、飲みながらなにかを食べたい気持ちが全く起きませんでした。

「夜寝る前の2時間は飲み食いしない方が良い」とよく聞きますが、結果としてそれを実行できていることも理由の一つかもしれません。炭酸水だけは飲んでますが・・・。

その後の体重ですが、2・3週間後には約5kg減。1ヶ月を過ぎるころには7kgほど減りました。よく運動していた若い頃の体重が約60kgなので、もう目前です。

どこまで減ってしまうのか心配になりましたが、この頃から「下げ止まり感」があり、瞬間最軽量は61.5kg。
ダイエットなしでこの数値なら十分すぎます。

いざ、血液検査へ。

炭酸水生活(週末は程々にビール)を無難に2か月続け、自信満々でかかりつけ医に。
まず先生に一言、

「僕は“アル中ではありませんでした!」

そして血液検査の結果がこちら。

2ヶ月後のガンマGTPの値
2か月後の血糖値

γ-GTP:148→32(基準値70以下)、血糖値:109→98(基準値99以下)

γ-GTPの値が見事に下がりました。血糖値も一応セーフ。その他、基準値を超えていた項目(AST、尿酸、コレストロールなど)も、軒並み基準値内に。

酒を減らすと、こんなに変わるのか・・・。

少しは寿命が延びたかも。「油断したらだめだよ」と念を押されましたが、もう慣れました。


数値としてはこのとおりですが、次は数字以外の効果について。

ビールを減らしたことによる効果

この記事を書いているのは12月。炭酸水生活開始から約半年が経過し、体重は7~8kg減で落ち着き、それ以外にも様々な効果がありました。

・平日の夜を有意義に使える
・胃腸の調子がなぜかとても良い
・家計にやさしい(ざっくり試算すると、110×4×30=13.200円(+つまみ)
炭酸水3,200円+ビール2,500円=5,700円(+つまみ)
つまみを買う頻度の差を考慮すると、最低でも月に10,000円は節約できていると思われます。

いいことずくめですが、ちょっとだけマイナス面が。

・深夜でも眠くならず、夜寝つけるようになるまで1~2ヶ月ほどがかかった。
・早朝にトイレに行くことがよくある。
・7~8kg減ったぐらいでは、体が軽くなった実感はあまりなし。

継続はきっと力なり

「継続は力」の実践が苦手な僕ですが、これは続けられるはず。「自分に合っていた」ことは、とてつもなく大きい。

今までは「やるべきこと・やりたいこと」は大抵週末にまわしていたので、平日が有意義なのもきっとプラスに働くはず。人生の折り返し点は過ぎましたが、まだやりたいことは山ほどあるのだ!